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伊地智啓『映画の荒野を走れ──プロデューサー始末半世紀』

3,850円

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送料小社負担。 ----------------------------------------------------------- 伊地智啓 著 上野昂志・木村建哉 編 四六判上製 丸背カバー装 384頁 ISBN978-4-900997-56-1 装幀:間村俊一 相米慎二を育てた男が、日本映画の半世紀を語り尽くす。 荒野のごとき映画界を駆け抜けよ! 裕次郎全盛の日活に入社、ロマンポルノへの路線変更を機に助監督からプロデューサーへと転進し、数々の話題作の企画を経て、出会ったのは相米慎二だった──。プロデューサー業の真髄と本懐とは何か。日本映画史を彩った監督とスターの、いま明かされる秘話満載。 【特別収録】盟友プロデューサー対談=黒澤満+伊地智啓 〈本書の登場人物〉 石原裕次郎、吉永小百合、舛田利雄、鈴木清順、蔵原惟繕、浦山桐郎、今村昌平、澤田幸弘、藤田敏八、西村昭五郎、小沼勝、曽根中生、田中登、加藤彰、白川和子、中川梨絵、片桐夕子、三井マリア、黒澤満、松田優作、村川透、長谷川和彦、村上龍、相米慎二、薬師丸ひろ子、丸山昇一、角川春樹、永瀬正敏、斉藤由貴、澤井信一郎、田畑智子、三國連太郎、田中陽造、中島丈博、奥寺佐渡子、中井英夫、李相日、宮藤官九郎、佐藤隆太、佐々木蔵之介…… 目次 プロデューサーなかりせば──伊地智啓の仕事 上野昂志 第1章 助監督室って無頼の館──日活助監督時代  試験、合格、即現場  助監督の役割  所長室という中心  吉永さんと同期です  監督十人十色  撮影のローテーション  スターたち、観客たち  六〇年代の変容  助監督が書く脚本  幻の「伊地智啓監督」  裕次郎ではなく蛾次郎  松竹という「隣の芝生」  「日活労働組合」結成の後先  堀社長と撮影所  ダイニチ映配からロマンポルノへ 第2章 大胆不敵、試行錯誤──日活ロマンポルノ時代  ロマンポルノの企画会議  悩む監督、悩まぬ監督  ロマンポルノ第一作の評価  路線転換の受け止め方  『濡れた荒野を走れ』前史  警視庁と11PM  日本映画の転換期  ロマンポルノの作家性と商業性  起承転結を外す  ロマンポルノの成熟──『わたしのSEX白書 絶頂度』  女優探しはピンク映画からストリップ小屋まで  女優たち  『東京エマニエル夫人』のヒットとロマンポルノの限界  その後のロマンポルノと日活  日活退社 第3章 別天地から吹いてくる風──キティ・フィルムへ  今村昌平の溜息、黒澤満の誘い  とにかく優作だけ──『最も危険な遊戯』  音楽屋の新しい風──キティレコードの映画界参入  原作者が撮る──『限りなく透明に近いブルー』  廃墟──『太陽を盗んだ男』  そこにドブネズミがいた 第4章 あいつの見えない船に乗って──相米慎二、最初の三本  幸運な流れ──『翔んだカップル』  薬師丸ひろ子との初対面  『翔んだカップル』の二つのヴァージョン  まったく同じリテイク  相米演出の秘密の部分  嬉々として一人ひとり  みんな平気  うちの団地の赤川さん──『セーラー服と機関銃』始動  キャスティングの妙  プロデューサーという規準  子供たちの群れを見ながら  『ションベン・ライダー』はロードムーヴィー?  あんなずるいヤツいない  子役三人組の天職  破格の映画へのダイビング  キャメラと芝居  四時間半を一一八分に  相米の嬉しそうな顔 第5章 映画にはない肌触り──一九八〇年代、マンガとテレビと  角川春樹の登場  異業種の参入と幻の撮影所構想  ポップと言われても──マンガを映画に  毎週毎週二字熟語  外国ミステリーを換骨奪胎し──二時間ドラマの脚本  テレビと映画を並走し  テレビ局の映画進出・前夜 第6章 相米、夏に雪を撮るぞ──『雪の断章 情熱』と『光る女』  マグロ、台風、ロマンポルノ  いざ東宝撮影所へ──『雪の断章 情熱』  ヒロインと二人の男  醜いアヒルの子の物語  悔恨──『光る女』  相米とアクション  消えた雪の北海道 第7章 花盛りの時代の心許なさ──アルゴ・プロジェクトの頃  アルゴ・プロジェクト始末  監督をデビューさせること  現場での決断力  本物か偽物か、偶然を必然に──撮影所の言葉 第8章 あいつは命賭けてたようなところがあった──『お引越し』と『夏の庭 The Friends』  脚本が二〇稿、三〇稿と──『お引越し』  レンコを探せ  湖の畔から夜の森へ  カンヌの相米慎二  型破りの製作体制  子供たちと庭──『夏の庭 The Friends』  脚本をめぐる攻防  最後の仕事? 第9章 時代の変わり目に居合わせて──ケイファクトリーへ  才能が動き始める現場──『居酒屋ゆうれい』  キティ・フィルムからケイファクトリーへ  芸能事務所社長として  BSドラマに携わる  三十余年越しの『虚無への供物』  一九五四/一九九七──『薔薇の殺意』の宛先  幻の「伊地智啓フィルモグラフィ」  流れる理由さまざま  『半島を出よ』、予算一二億円  見当も付かない脚本──『69 sixty nine』 第10章 おまえの「生命力」に共鳴するうちに──エピローグ  弔辞  「生命力」  相米慎二の行き場所  幻の相米映画  青春の墓碑銘  撮れるなら撮ってみろ  脚本とプロデューサー  人を見極め、時代を見つめる 対談 盟友プロデューサー、すべての始まり 黒澤満・伊地智啓  大阪での接点  俳優部長と助監督として  社内が騒然としてきた  ロマンポルノ事始  ゴジはイッチがやんなきゃ  セントラル・アーツ旗揚げ  テレビで保たれたつながり  映画の現場は今 編者後記 木村建哉 伊地智啓フィルモグラフィ 索引

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