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フリードリヒ・キットラー『書き取りシステム1800・1900』

9,350円

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フリードリヒ・キットラー 著 大宮勘一郎・石田雄一 訳 A5判上製 840頁 ISBN978-4-900997-88-2 装幀:間村俊一 写真:港千尋 フーコーとラカンを道具立てに描きだす「書くこと」のメディア論的系譜学 ドイツ・メディア学を牽引したF・キットラーの代表作にして、20世紀後半の知に大きな影響を与えた大著。ファウストの聖書翻訳が切り開く「1800」の、詩・哲学・教育。ニーチェのタイプライター導入に始まる「1900」の、文学・精神分析・メディア技術。二つの「書き取りシステム」の間で、書く行為はいかにその地位を変容させたか、文学言説の回路はいかなる性差のもとに配置されたか。厖大な文献を博捜して描く革新的なメディアシステム論であり、フーコー『言葉と物』に比肩しうる人文学の記念碑。

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